凡人の生存戦略

生き馬の目を抜く乱世を生き抜くため、ごく平凡な勤め人が不動産賃貸業に挑む記録。

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カラスに襲われました

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嘘やん…

 

いまだに混乱が治ってない…

 

なんかショック…

 

のりをです。

 

 

カラスに襲われた話

昼休み、オフィスを出て、近くの麦田コーヒー(仮名)にて昼食。

 

店内にて冷コー(アイスコーヒー)とフィッシュフライバーガーを嗜んだのち、オフィスに戻ろうと交差点に立ち止まって携帯を見ていると、突如頭上に鈍い衝撃が走りました。

 

 

ドンッ!!!

ファサァッッ!!

 

 

 

あまりの突然の出来事に、頭を押さえながら「????」と混乱していると、

 

自分の数メートル先にある標識の上にカラスが止まった。

 

そして、僕の方を見て、明らかに敵意のある表情をしながら

 

 

カアァァァ!!!!!カアァァァ!!!!

 

 

(め、めちゃくちゃ警戒されてる…)

 

(えっ…っていうか、いま完全にぶつかったよね…)

 

(そういえば、なんか羽と足が当たったような感覚が…)

 

そうです。私は、カラスに攻撃されたのです。

 

(えっ、でも、なんで…)

 

(金目のものとか持ってないけど…えっ…)

 

手元を見ても、財布しか持っていない。

 

変な帽子をかぶってるわけでもないし、カラスに暴力を振るった覚えもない…

 

ますます混乱。

 

よくよく周りを見渡してみると、隣には大学生ぐらいと思しきカップルと、

 

何事もなかったのように携帯を見て過ごす推定50歳前後の中年男性がいた

 

(なぜ…わたしだk)

 

そう思った瞬間、目の前のカラスが私に向かって再度飛びかかってきた。

 

 

カアァァァ!!!!カアァァァ!!!!

 

 

今度はぶつからなかったものの、羽が頭をかすめた。

 

ヒェッ

 

私も社会人になって幾分か年月が経ったが、久方ぶりに大変情けない声を、思わず出してしまった。

 

隣のカップルも流石に異変に気がついたのか、私の元を離れ始めた。

 

オッサンはまだスマホに夢中である。

 

(怖い…怖すぎる…)

 

 

(あかん…明らかにワイを狙ってきよる…なんで、なんでや工藤…)

 

 

理由もわからぬまま、混乱していたが、カラスが私を狙ってきてるのは明らかだった…。

 

私は社会人としての威厳を保つため、咄嗟に体制を立て直し、「私何も怖くありませんけど?は?」と言った顔をしながら、少しずつ場所を移動することにした。

 

数メートルほど移動してみたものの、カラスはいまだ大きな鳴き声を響かせていた。

 

すると、交差点の信号が青に変わった。

 

私は、腕を組み、心ばかり身を竦ませながら、足早に信号を渡る。

 

 

(頼むから…もうやめて…許して…お願い…)

 

 

祈るように信号を渡り切った。

 

幸いにも、カラスの鳴き声はいまだ背後から聞こえてきたが、飛び込まれることはなかった…。

 

20メートルほど進んだのち、私は腕を解き普通の歩き姿に戻った。

 

鼓動が明らかに高鳴っていた。

 

私は、その瞬間思った。

 

 

あ、カラスに襲われた

 

 

〜fin〜

 

 

 

 

今日も不動産のこと何か書こうかと思っていたのですが、

 

この時間があまりに衝撃すぎて思わず書き殴ってしまいました…笑

 

お目汚し失礼いたしました笑

 

それでは、また!