凡人の生存戦略

生き馬の目を抜く乱世を生き抜くため、ごく平凡な勤め人が不動産賃貸業に挑む記録。

MENU

【第二種電気工事士】時間が無い未経験サラリーマンでも第二種電気工事士にギリギリ合格する方法【筆記試験編】

【第二種電気工事士】時間が無い未経験サラリーマンでも第二種電気工事士にギリギリ合格する方法【筆記試験編】

2022年1月28日(金)まったく未経験から勉強してみた第二種電気工事士試験ですが、なんとか合格することができました!!

電気工事とは縁もゆかりもないような本業についている平凡リーマンではございますが、僭越ながら、ワタクシのつたない経験が、これから受験を考えている方の少しでも参考になればと思い、実際の勉強法などをまとめてみました!

 

 

第二種電気工事士:筆記試験の概要

全体像を把握する

第二種電気工事士の資格を取りたい!でも、何からすればいいか全くわからんちんwww

 

そんな人は多いのではないでしょうか!

ワタクシも例に漏れず、もちろんそんなことを思った人間の一人でしたwww

そこでまず重要なのは、第二種電気工事士の全体像を把握することです。

 

①全体像を把握する

②残された時間でやること・やれることを考える

③本番までに合格基準点を超えるように勉強する

 

じゃあ、全体像とは何か?というと

  • 合格基準点を知ること
  • 試験の形式を知ること

この2点だと思います!

 

筆記試験の合格基準は60点(60%)

はい、もうこれを知るだけで合格を勝ち取ったようなものです!(言い過ぎ)

そうです、筆記試験は6割取れれば良いんです。

 

重要なのは、満点を取る必要は無いということです。

満点にできるだけ近づけるようにすれば合格できるのです。

 

これを読まれている方は、おそらく日々本業で忙しい方も多いのではないかと思います。

ただでさえ全くの素人分野の勉強で大変だと思うので、ワタクシのような人は「良い点を取ることではなく、とにかく6割超えること」に意識を集中しましょう!

 

ちなみに余談ですが、第二種電気工事士は「筆記試験」と「技能試験」とありますが、個人的には筆記試験が終わるまでは技能試験は一切見ずに、筆記試験に時間を全振りしても良いと思います!

ワタクシ自身はそうしました!(というより、技能試験まで勉強する余裕がなかった)

 

 

筆記試験の試験形式

まず大前提として、筆記試験の試験形式を見てみます!

 

・解答方法 : マークシート式(4択問題)
・問題数  : 50問 
・配点   : 1問2点(すべて共通)
・試験時間 : 120分
・満点   : 100点

 

安心してください!記述式は出ません!笑

 

試験時間2時間で50問。1問あたり2分以上使えます。

2時間は一見長いようにも感じますが、実際解いてみると意外と1時間30分ぐらい余裕でかかるので注意してくださいw(僕の場合だけかもしれません…)

 

これで合格点60点なので、30/50問で合格ということですね!

大事なことは、「20問間違えることができるということです!!

結構多いと思いがちなのですが、分野によっては難しいところもあります。

 

なので、「ある程度間違えても良い分野」と「なるべく落としてはいけない分野」を考えましょう!

 

筆記試験で60点以上取るための戦略

筆記試験の出題パターンは大体毎回同じです!

 

1~9:計算問題

10~30:普通の問題

31~50:配線図問題

 

この表記はワタクシのオリジナルなので正しい表記ではありませんwww

勉強始める前にでも、一度実際の試験問題を見てみてください!

 

ざっと見ていただいた上で、大事なのはこれらの難易度です。

これらのうち、実は「1~9:計算問題」が難易度が高めです!!ここ重要!!

 

難しいといっても、「ちゃんと勉強すれば」解けるようになります。

数学や理科の知識がもともとある方は有利かもしれません。

 

ただ事実として、ほぼ確実に難易度高めな問題が9題出題されます。

つまり、最大9問分ここで失点してしまう可能性が普通にあります!

なので、重要なのは、10~50(40題)のうち間違えることができるのは11問と考えることです。

 

ちなみに、この10~50の問題ですが、普通に勉強すれば問題なく解けるものがほとんどです。

のちほどまた触れます!

 

 

第二種電気工事士:筆記試験合格のための戦略

試験1か月前まで

試験1か月前までにやることは「暗記」と「ホーザンの筆記試験対策の動画を一通り観ること」です。

 

①暗記

筆記試験対策の基本は暗記です。

専門の用語が鬼のようにたくさん出てくるので、まずはこれをひたすら覚えることから始めます。

 

ここでめちゃくちゃ使えるのが、「俺の電工2種」というアプリです。

実際の過去の試験問題を使って問題演習できます。(無料)

これを使って、まずは「図記号」と「器具・材料・工具」をひたすら暗記しましょう!

 

加えて個人的におすすめなのが、「第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格」の付属冊子です。

図記号など暗記項目が一冊にまとまっているもので、写真撮ろうと思ったのですが、探してみたらすでに捨ててしまっておりましたwww

 

 

②ホーザンの動画をひたすら観る

第二種電気工事士試験はホーザンに始まり、ホーザンに終わる。」

 

これは、第二種電気工事士試験業界でよく言われている言葉ではなく、ワタクシが今勝手に考えた言葉です!無視してください!

 

第二種電気工事士試験を語るにあたり、ホーザン様の存在は避けては通れません!

ホーザン株式会社というのは、工具メーカーなのですが第二種電気工事士試験において神がかり的にわかりやすい動画を出してくれています

 

正直、もうこれだけ観て勉強すればマジで受かります。技能試験も含めて。

 

www.youtube.com

 

動画を観終えるころには、ホーザンの山内さんの声が毎日脳内に響き渡るようになっているはずです!

 

動画は全範囲網羅しているので、当然ですがかなり数が多いです。

できれば、「一日1本」を目標に頑張りましょう!(1本10分程度)

もし全部観るのが難しい場合は、なんとか10本目(電線・ケーブル(材料および工具5))まで観られれば大丈夫だと思います。

 

試験2週間前まで

この頃までに暗記部分はほぼ問題ないと思うので、計算問題以外の問題演習を始めていきましょう!

ここでも、「俺の電工2種」を使います!使い倒します!

 

勉強を進めていくと、問題のほとんどがパターンプラクティスであることがわかります。

ひたすら過去問演習を通じて、パターンを覚えていきましょう!

 

この頃までに、ホーザン動画も複線図対策の動画も観終えて、複線図の練習をしておくと良いです

※ワタクシは複線図対策を後回しにしすぎて、試験1週間前にめちゃくちゃ苦労しましたwww

www.youtube.com

 

残り2週間の過ごし方

試験前最後の2週間は「俺の電工2種」でひたすら過去問演習をやりましょう!

目標点は35点!これを超えられることを目標にやれば大丈夫です!

 

個人的には、計算問題はここからの勉強し始めるぐらいで良いと思います!

やり始めるとわかると思いますが、実は計算問題も暗記で乗り切れますww

 

このパターンをいかに暗記できるかが勝負なのが筆記試験です!

ちなみに、ワタクシはこの勉強方針で本番76点でした。

時間さえあれば、満点も夢ではないと思います!!!

 

 

第二種電気工事士:勉強法

まずは家に帰ったらホーザンの動画を1本だけで良いので観ることを目標にしましょう!

ノートまで取れれば完璧ですが、僕は途中から諦めて、何周も観る方針に切り替えましたwww

流し見で良いので、2倍速(もしくは1.5倍速)で観るのがおすすめです!

 

問題演習を行うと、ホーザンの過去問解説動画も観ることになると思いますが、これに関しては一つ一つじっくり解説を聞くと良いと思います!

その後何回も同じ問題を解いて、満点近くまで取れるようにするだけで合格に確実に近づくと思います!

一年分だけで良いので、満点が取れる年度・回ができれば大丈夫だと思います!

 

それ以外は、通勤時やちょっとしたスキマ時間に「俺の電工2種」をひたすらポチポチすれば言うことなしです!

 

過去問を解いているとほとんどがパターンプラクティスであることに気がつくと思います。

なので、教科書で覚えるより、問題パターンで覚える方が頭に入りやすいです!

教科書(すぃ~っと)は補足・参考資料程度だと思いましょうw

ある程度得点が取れるようになってから教科書を読むと、めちゃくちゃ面白いです…!

 

 

第二種電気工事士:ちょっとしたテクニック的な話

ここからは少し勉強を進めた後のちょっとしたテクニック的な話!

 

複線図は切らない方がいい

複線図は実は貴重な得点源

勉強すれば4題分ぐらい得点が取れます!

 

パターン・規則さえ覚えれば意外と難しくないです。

少なくとも計算問題より難しくないので、ぜひしっかり対策されることをおすすめします!

 

法令の覚え方

法令は割と簡単で、ここも貴重な得点源にできると思います!

 

勉強法としては、ホーザンの「法令」の解説動画を観た後に、「俺の電工2種」の問題を1周すれば十分だと思います!

 

配線器具でも理論でも暗記科目

配線器具、工具材料などでも、基礎理論でも、実は暗記。

計算力より暗記力の方が大事です!

 

問題演習を積めば積むほど上級問題も怖くなくなるので、とにかく早く問題演習に移れるように、流し見で良いのでホーザンの動画をサクッと一通り観てしまいましょう!

 

 

第二種電気工事士:得点イメージ

僕が勉強してきた中で目標としてきた得点イメージです!

 

1~9:計算問題→4/10問

10~30:普通の問題→15/20問

31~50:配線図問題→15/20問

 

これで70点(35問)

 

1~9はすべて上級問題と考えて良いと思います。

数問でも良いから解けると強いです!

10~50は初級・中級の問題が混在します。一部上級問題もあり。

ここがどれだけ確実に取れるかが勝負!

 

わからなくても、微かな記憶でも知っている計算式などに当てはめてみると、マーク式なので意外と当たってたりする場合もあります!運も実力のうち!

試験開始直後に、問題冊子に不安がある公式などを一気に書いてしまうのがおすすめです!

 

 

まとめ

ざーっと思いつくままに筆記試験について書いてみました!

 

とにかくホーザンの動画を信じて何回も観まくる

スキマ時間に『俺の電工2種』をポチポチする

 

いろいろ書きましたが、この2つがすべてといっても過言ではないですwww

 

技能試験編はまたいつか…。

(※技能試験に関しては、あまりにもギリギリすぎて参考にならない可能性大です…笑)

それでは、また!